2月の東京十二木【桐(きり)】

2月の東京十二木【桐(きり)】

東京十二木の十二樹種

2月 桐:きり

日本では特に東北地方、関東北部、新潟県などにおいて植栽され、中でも福島県の会津桐や青森県と岩手県の南部桐などが有名です。

桐は日本国内で獲れる木材としては最も軽く、湿気を通さず、防腐・防虫性能があり、材質が均一で精密な細工がし易いことから、古くから良質の木材として、建具、家具、箪笥や楽器などに利用されてきました。

桐をフローリングに使うと、冬でも素足で過ごせるくらいとても暖かいですが、その暖かさの理由の一つは、桐の導管が独立気泡構造になっていることにあります。通常の木材繊維は縦方向に繊維が並んでいますが、桐にはさらに独立した気泡が混じっていて、発砲スチロールなどと同じ独立気泡体となっています。そのため熱伝導率が低く、触ると暖かく感じるのです。また桐は他の木材に比べて遠赤外線の放射量が多く、人間の体温に近い36℃前後で身体を芯から温める性質があります。

桐材のフローリングはまた、柔らかくクッション性があるので、足腰に負担をかけず、万が一転倒した場合にも、衝撃を和らげてくれるため、小さい子どもや高齢者がいるご家庭には最適ですし、高齢者住宅や保育園などにも多く採用されています。

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