【多摩産材の家づくり】- Part2 〈無垢材と集成材〉

【多摩産材の家づくり】ーPart2 〈無垢材と集成材〉

◆ 無垢材とは?

1本の丸太から切り出して作った木材のこと。 混ざり気のないという意味がある「無垢」という言葉に由来しています。 東京都の36%が森林で、その大半が多摩川流域にあります。その多摩産材の木(無垢材)を使って、人にも環境にもやさしい家づくりをしようというのが「多摩産材の家づくり」です。

◆ 集成材とは?

厚さ20~25mm程度の板を【接着材】で貼り合せたもの。 樹種はオウシュウトウヒ(ホワイトウッド)などの【外材】が多い。オウシュウトウヒは軽く柔かいので加工しやすい木材ですが、シロアリの食害を受け易く腐り易いので注意が必要です。 「集成材」は木というよりは「木質系の建材」といった方が理解しやすいと思います。木造のハウスメーカーでも無垢材の柱・梁を使用するケースはごく希で、何も言わなければ自動的に集成材の仕様になることが多いようです。

◆ 無垢材の強度

「無垢材」の強度は伐採時よりも乾燥させた後の方が強く、ヒノキを例にとると、伐採されてから200年から300年で強度のピークを迎え、それから緩やかに下降していきます。みなさんもご存知の法隆寺は、建ててから1300年以上経っていますが、現在ようやく伐採当時の強度まで落ちてきたところだということです。

◆ 集成材の強度

強度が優れていると言われる集成材ですが、その強度とはあくまで工場出荷時の強度(初期強度)です。集成材はつくられるようになってまだ年数が浅いことから、数十年単位の実績データがほとんどないため、長期的な耐久性などの学術的な検証はまだ不十分となっています。しかし、いくつか実施された劣化試験や実態調査からは、接着材、接着界面、ひき板(ラミナ)の劣化等により、年数を経るとともに強度が低下していくことが分かっています。

◆ 接着剤の影響

家1軒分の集成材に使われる接着剤の量は多量で、ドラム缶数本分になるとも言われています。集成材の家では、このような多量の接着材と毎日暮らすことになるのです。 シックハ ウスが社会問題となってから規制も厳しくなり、今は「☆☆☆☆(フォースター)」のように非常に放散量の少ないものしか使用出来ないようになってはいますが、それでもゼロではありません。 人の健康に悪影響を及ぼす可能性のあるものは極力使わない‥というのが、当社の「健康住宅」の考え方です。

◆ 多摩産材で創るこだわりの健康住宅

構造材として、柱・梁類だけでなく、間柱・筋交い・垂木・野地板に至るまで、「多摩産材」の杉・桧を使用。また内装材にも「無垢材」を使用しています。 マイホームパートナーで使う木材は、創業当初からの仕入れ元である「沖倉製材所」で、長年の経験と目利きをを持った木のプロが、原木市場で丸太を選ぶことから始まり、適材適所に使うよう製材し、一本一本検査して強度や含水率などを刻印して出荷された、安心の木材です。

無垢材の家を建てるならマイホームパートナー

多摩産材の家

マイホームパートナーでは毎週、『まいにち相談室』を受付中です。
平日の10:00〜16:00(水曜日を除く)にて、新築、建て替えに関する様々なご相談をして頂けます。

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もちろん新築のご計画の方、資金計画のご心配な方も、住まいのお困り事なら何でも対応させていただきます。お気軽にお立ち寄り下さい。