調湿性・防臭性に優れた宮崎産シラス
シラスとは、日本の九州南部に分布する細かいの軽石や火山灰を含んだ土のことを指します。マグマが岩石となる前に粉末となった物質であり、非常に細かい微粒子の中に無数の穴が開いた複雑な構造を持っています。
シラスの主成分である珪酸は、除湿剤の主原料でもあり、これによってシラス壁には優れた調湿機能があります。また、シラスに含まれるアルミナは水分やガスの吸着性能が高く、シラス粒子中の空洞に臭いや化学物質の分子を吸着します。
また火砕流(マグマ成分)が固化したシラスは高い耐久性を持ち、色あせや劣化がおきにくいという特徴も兼ね備えています。
昨今問題となっているシックハウス症候群の予防の観点からも、内装用住宅建材は、住む人に害を及ぼす恐れのない、自然由来のものがお勧めです。
シラス壁は優れた調湿機能、防臭機能がありながら100%自然素材。マイホームパートナーでは、ご家族の健康を第一に考え、シラス壁を積極的に採用しています。
シックハウス症候群とは
「シックハウス症候群」とは、建材等から発生する化学物質などにより、鼻水、頭痛、湿疹、吐き気、のどの乾き、目がチカチカするといった症状をもたらず体調不良のことを指します。近年、住宅の高気密化・高断熱化が進むに従って、化学物質による室内空気汚染が起こりやすくなっています。また湿度が高いと細菌、カビ、ダニが繁殖しやすくなります。シックハウス症候群は、それらが原因で起こる症状です。
(参考:シックハウス対策のページ|厚生労働省)
シラス壁はコロナウィルスにも効果あり
高千穂シラス株式会社様、独立行政法人国立高等専門学校機構様 都城工業高等専門学校様の共同研究が実施され、コロナウイルスがシラス壁への接触後、わずか10分で99.9%以上の不活化するという効果が確認いされました。
詳細はこちら。
シラス壁は接触したウイルスを不活化し、私たちが知らず知らずのうちに触れている壁面を清潔に保つことができます。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、日常生活を健康で安全に過ごすためにも、室内環境のウイルス対策が求められています。
家族が集うリビングや、不特定多数の人々が出入りする店舗、オフィス等においても、withコロナ時代における清浄な空間づくりのために、シラス壁をお勧め致します。
シラス壁の特徴
- 優れた調湿効果を持ち、湿度が上がると余分な湿気を吸収し、湿度が下がると湿気を放出します
- 防臭効果に優れ、ホルムアルデヒドなどの化学物質も吸着。時間が経っても再放出しません
- 高い耐久性を持ち、色あせや劣化がおきにくいため、建物の維持管理が軽減できます
- 100%自然素材ならではの、心が落ち着くやさしい風合いのデザインに仕上がります