国産無垢材と呼吸する自然素材で、光と風の恩恵をたっぷりと受けながら、自然と共生する住まい
エアコンの風が苦手‥と話される施主様のため、無垢の木とシラス壁をたっぷりと使った、冬も夏も快適に過ごせる住まいです。1階の床には桐材を使用。無垢フローリングの中でも特に桐は熱伝導率が低く、触ると温かく感じます。また桐は他の木材に比べて遠赤外線の放射量が多く、身体を芯から温める性質があります。
「シラス壁」はその優れた調湿作用により、高温多湿な夏の体感温度を約2℃下げる効果が期待できます。掘こたつのあるリビングも和室も南向きで、冬はたっぷりの自然光が暖かさと明るさを届けてくれます。仕切りの建具は引き分け戸になっているので、生活のシーンに合せてフレキシブルに空間を調整できます。
和室には縁側と障子を計画。障子は直射日光をさえぎりまぶしさを軽減すると共に、お部屋全体を均等に明るくしてくれます。お施主様こだわりの、桂離宮をイメージした市松模様の襖も素敵です。